恩返し

日曜日、恩師の喜寿パーティがありました。
先生との出会いは、小学1年生。
新一年生を迎える会で「待っててね」という曲を演奏することになった私たちのクラスに、
先生は、たった一回、指導にやってきて、
「このこのように大きなお口を開けて歌いなさい」
と私を指さした。
嬉しくもあり、恥ずかしくもあり・・・。
気が付けば・・・あれから40年!!
びっくり~~~
私にとっては、全く思いがけずにみんなの前で褒められた衝撃の出会いから、
忘れたころに、5~6年生で担任の先生に、、、
先生に勧められて受けた合唱団。
クラスの中でただ一人受かってしまって・・・
あれから私の音楽人生が始まってしまったんだと思います。
本当は、先生は私が小学校の先生になり、
自分の後を継いで、合唱団を指揮することを
望んでいたのではないかなあ・・・と思う。
でも、私はずっと、そんな先生の期待を裏切ってきた。
私には、トラウマがあって、
いつもどこかで「目立ちたくない」という気持ちがある。
それを知ってか知らずか・・・
そんな私をいつも前へ引っ張り出してくれてしまう。
「やだな」と思いながら、
お役目を果たす。
昨年の合唱団45周年の定期演奏会で
にわか合唱団として結成されたOG合唱団。
そこでも4小節の晴れやかなお役目を仰せつかった。
喜寿パーティでは、その時の曲と
定演で必ず幕開けに演奏する曲を
20人のメンバーで演奏した。
今回は、お祝いの会だからと
珍しく私の中で、4小節のソロをすんなりと受け入れていた。
一曲目の前奏が終わって、
「そ~よ~ふく♪」と歌いだした瞬間に
私は、
「待っててね!」の口になってる自分に気が付いた。
涙が溢れてきて、止まらなくなった。
歌えない。。。
40年の間の出来事が次々と走馬灯のように回って・・・
それでも歌うことを続けてきた自分が
今ここに立ってる。
こんなに好きなことに出会わせてくれた先生に
感謝の気持ちでいっぱいになった。
歌えない。。。涙で歌えない。。。
気付くと、
真ん中のテーブルから、先生が指揮をしていた。
多分、みんなが感情が高ぶり過ぎて、
ぐちゃぐちゃになっていて、
見かねて、思わず振り出したのだと思った。
みんなが徐々に冷静を取り戻し、
笑顔に変わって、タクトに合わせているのを感じた。
いけない!
私は、歌わなければ!
それがご恩返し。
人の心に届く歌を歌えるようになること、
それがご恩返し。
そう考えるのが正しいのかどうかわからない。
音楽というのは本当に不思議だ。
私が思ったことと同じかどうかは分からないが、
20人の心の波動が一つになるのを感じた。
いや、
きっと、皆それぞれに思いは違う。
みなそれぞれに違う出会い方と歴史と思い出があるに違いない。
いずれにしても
私たちはみな音楽で繋がっている。
勿論、普段音楽と関わっている人はほとんどいない。
でも、今、この瞬間、音楽で繋がっている。
歌うことの喜びを
沢山の出会いをありがとうございます。
そして、まだまだこれから。
歌い続けますからね!!

恩返し」への1件のフィードバック

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    素敵なお祝いの会になられたようで、おめでとうございます^^
    もう40年のお付き合いなのですね・・・
    素晴らしい恩師に出会われる事で人生は変わりますよね。
    きっと、先輩も誰かにとって、そのような恩師になってらっしゃるのだと思います(^-^)

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