響きあう感性

昨日、生徒がアルバイト帰りに録音音源を届けてくれた。
8月25日のスタジオ定期公演の演出&振付のための音源。
今、私はこの公演の準備の為に
忙しい毎日を送っている。
昨日はチラシに載せるためのメッセージで行き詰まって、、、
一日悶々としていた。
演出の亜矢子さんと夜中に何度もやり取りをして、
思いを汲み取って、表現してくれた修正案を送ってくれて、
方向性が見えたので、
「もう、今日は考えるのを辞めよう」と
寝ることにした。
そうして、ベッドに横になり、
届けてくれた音源を聴いた時、
視界が晴れたような気がした。
凄くいい。
一部の最後の曲として選んだこの曲は、
確か・・・4月ごろ?
彼女がライブで歌った中の一曲。
その頃、これまた定期公演の構成案で行き詰ってた私の視界を
ぱっと晴らしてくれた演奏だった。
私が今回届けたい思いが集約されているような詩で
明るく、柔らかく、艶やかで、力強い、
しかしながらどこか哀愁のある彼女の歌声と
感情に走り過ぎない表現が
押し付けがましくなく、心を震わせる。
これだ!!と心の中で叫んだこと、今でもはっきり覚えている。
そうした経緯があって、
この曲の伴奏アレンジを
彼女のお母さまにお願いした。
お母さまは、ご自身でピアノ教室を主宰されていて、
なんと偶然にも
本番の伴奏ピアニスト良子ちゃんとは、
音大の同級生だった。
去年、思わぬ形で再会をして盛り上がった!!
「~ちゃん」と呼び合う私たちだけど、
考えてみれば、もういいおばさんなのだから
可笑しいですね。
話は戻って、
この歌うお嬢さんとピアノを弾くお母さん、
お二人の共演は実に素敵なんです。
普段は、あまり感情の揺れを表に出さず、
いつもふんわりとにこやかにされている母娘さんですが、
音楽の中では、お二人の感性が響きあい
豊かに感情の揺れ動きを私たちに届けてくれます。
届けてくれた音源にも
そんな二人の感性の響きあいが
優しく、力強く、詰まっていました。
風の音が聞こえてくるようです。
そうして、私は何度も何度も
演奏を聴きながら
ようやく今朝・・・メッセージを書き上げました。
作品はこのようにして、沢山の人の感性が響きあって、
徐々に形になっていく。
どなたかの素敵な感性と
響きあうことが出来るよう
私もいつも自分を磨いていたいと思いました。

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