RECITAL 2018

2018日7月19日 松岡理枝 第7回リサイタルより(ルーテル市ヶ谷ホール)

ゲスト出演して頂いた佐竹さんがご自身のYotuチャンネルにアップしてくださった4つ動画を含めて、全6動画を掲載しております。

お楽しみください。

 

(1) 手を取り合って

(1)と(2)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(古典派 1756年〜1791年 35歳没)のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」(Don Giovanni)からとなります。

 

女たらしのジョヴァンニは、町で結婚祝いをしている集まりを見つけ、その中にいる花嫁の村娘ツェルリーナを連れ出そうとし、上手くことが運びそうになります。

この場面が、デュエット「手を取り合って」となります。

 

(2) 窓辺においでよ

次に、ジョヴァンニは、元妻 エルヴィラの女中に狙いをつけます。

女中に近づくために、従者レポレッロと衣服を取り替えて、エルヴィラを上手くレポレッロに連れ出させます。レポレッロの衣服を着たジョヴァンニは、部屋の窓の下で、女中に向けてセレナーデを歌います。

この場面が、「窓辺においでよ」です。

 

(3) 一人寂しく眠ろう

ジュゼッペ・ヴェルディ(ロマン派 1813年〜1901年 87歳没)のオペラ「ドン・カルロ」からの一曲となります。

スペイン国王フィリッポ2世は、王妃エリザベッタに一度も愛されたことがなく、息子である王子カルロにも裏切られたという思いにさいなまれ、また宗教権力の強い圧力の中で政治を行なっている自らの立場も含め、生きることの苦悩を吐露します。

この場面が、「ひとり寂しく眠ろう」です。

 

(4) 輝く未来

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品第50作目となる「塔の上のラプンツェル」(原題: Tangled )から、「輝く未来」(I See the Light)となります。

 

(5)柳の歌

この曲は、前述の作曲家ヴェルディによるオペラ「オテロ」からの一曲となります。

将軍オテロは戦いに勝ち、キプロス島の総督に就任し、貴族の娘であるデズデモーナと結婚します。
しかし、部下の悪巧みで、「デズデモーナは浮気をしている」と勘違いし、嫉妬と怒りを抱くことになります。デズデモーナはオテロの態度にそこはかとなく不安を感じていました。ある晩、寝支度を手伝ってくれている女中のエミーリアに、昔聞いた民謡を寂しく歌って聞かせます。その場面が、「柳の歌」となります。

この後、オテロはデズデモーナを殺してしまいますが、部下の悪巧みをしり自害します。

 

(6)童謡曲集

作曲家 中田喜直(なかだ よしなお 1923年〜2000年 76歳没)の「童謡曲集」からの演奏となります。中田喜直は、数々の童謡、楽曲を作曲した、日本における20世紀を代表する作曲家の一人です。
この度は、一日の朝から夜までの時間経過に合わせて、「もりのよあけ」から「お月さんと坊や」まで、7曲演奏しました。そのうち、後半4曲の映像となります。

曲名
 はなのおくにのきしゃぽっぽ
 夕方のおかあさん
 豆っこ打ち
 お月さんと坊や